令和7年度 第3学期始業式 校長訓辞
2026年1月14日 13時58分 [HP管理者]皆さん おはようございます。
静かな冬の朝、こうして皆さんの顔を見ることができ、本当に嬉しく思います。
新しい年、そして第3学期が始まりました。
3学期は短い学期です。しかし、私はこの3学期を、1年で一番尊く、大切な時間だと思っています。
なぜなら、3学期は「結果」よりも、その人がどんな姿勢で歩んできたのかが、一番現れる学期だからです。
3年次生の皆さん
皆さんがこの校舎で過ごす時間は、もう限られています。
朝、何気なく歩いている廊下。
友達と交わす他愛のない会話。
教室の窓から見える景色。
それらすべてが、もうすぐ思い出に変わります。
上手くいったことばかりではなかったでしょう。
悩んだ日、投げ出したくなった日、「自分は駄目だ」と思った夜もあったかもしれません。
それでも、皆さんは今日、ここに立っています。
それ自体が、皆さんが歩んできた証です。
2年次背の皆さん。
次は皆さんが学校を引っ張る番です。
進路という言葉が、少しずつ現実味を帯びてきたはずです。不安があるのは当然です。
不安があるということは、真剣に自分の人生を考えている証拠です。
1年次生の皆さん
この1年で皆さんの表情は確実に変わりました。
できなかったことが、少しずつできるようになった。
話せなかった人と、笑い合えるようになった。
その小さな成長を、どうか自分で認めてあげてください。
ここで、皆さんに一つだけ心に留めて欲しい言葉があります。
「人は、最後の一歩で大きく変わる」
あと少しの努力。もう一度立ち上がる勇気。最後までやり抜こうとする覚悟。
それが、その人の未来を静かに、しかし確実に変えていきます。
穴吹高校は小さな学校です。
けれど、ここには一人ひとりの名前があり、居場所があります。
そして、皆さんを本気で応援している大人がいます。
どうか、残りの時間を大切にしてください。
「やり切った」と胸を張って言える3学期にしてください。
今日という一日を
なんとなく過ごした日 にするか
自分の人生が少し前に進んだ日 にするか
それを決めるのは、他の誰でもありません。皆さん自身です。
今日、ここから始まる一日一日が、皆さんの人生の土台になることを信じています。
これで私の話を終わります。
令和8年1月8日
徳島県立穴吹高等学校長 河野豊司