とくしまGIGA推進月間の穴吹高校での取り組み
2025年12月3日 13時41分徳島県では、11月をとくしまGIGA推進月間と定めており、本校でも効果的なICTの活用の実現に向けた取り組みに奮闘しています。本校でのICTを活用した授業実践例をいくつか紹介いたします。
物理基礎(パルス波のシミュレーション)
11/25(火)の3時間目に、本校教員のフレッシュ研修Ⅱの研究授業を行いました。授業では、グラフ作成ソフトのDesmosで作成したパルス波のシミュレーションを活用しました。生徒はタブレットのシミュレーションを行い、波を伝える媒質の位置と変位のグラフの時間変化を考えました。生徒個々が自分のペースで演習を進めることができ、また生徒自ら問いを作成してその課題に取り組むことができました。
情報Ⅰ(期末テストに向けた学習の振り返り)
12/3(水)の3時間目の1年生の情報Ⅰの授業では、期末テストに向けて学習内容の振り返りを行いました。Kahoot!を使用して、早押しクイズ形式の問いに挑戦しました。生徒はお互いに競い合うように問いに取り組み、1問ごとに一喜一憂していました。その後、正答率が低かった問いをピックアップして解説を行うことで、学習の定着を確かなものにしました。
論理国語(情報の比較と整理)
12/3(水)の6時間目に2年生の論理国語の授業で研究授業を行いました。異なる2つの事物を比較しながら整理し、Canvaでプレゼン資料にまとめる活動を行いました。作成したプレゼン資料をルーブリックに従って自己評価し、さらに良いものになるよう工夫しました。関東と関西を比較する生徒や、トラとホワイトタイガーを比較する生徒など個性も見ることができました。また、生徒によっては生成AIも上手く利用しながら進めることができました。
その他に本校では、毎年人権意見発表会を行っています。人権・いじめ防止委員の生徒が各学年ごとに人権学習での学びをプレゼン資料にまとめて報告しました。委員の生徒は、発表資料をPowerPointを使って作成し、発表風景を撮影した動画を製作しました。11月27日(木)の6時間目に、動画を全校生徒が各HR教室で視聴し、人権について深く考える機会にすることができました。